建学の精神

「不言実行、あてになる人間」
学校をつくる以上、そこには魂がなければならない
人はいろいろ意見はいうが、
実行がともなわなければ意味はない
私は学校をつくるなら、実行力のある、
そして人や社会から信頼される人間をつくりたい

創立者 三浦幸平 のことば より

創立者三浦幸平

わたしは学校をつくる前には「不言実行」とは一度も言ったことはありませんでした。
しかし、学校をつくる以上、学校のシンボルというか、魂がなければならないと思いました。そのとき、わたしは母親から常々言われていたことを思いだしました。

「人はやかましいことをいうが、だれも手を出さない。人間は実行がともなわなければ意味はない。」ということです。わたしは学校をつくるなら、実行力のある人間をつくりたい。実行してはじめて物事は成就するのだ、ということを建学の精神にしようと考えました。「不言実行」といっても、ただがむしゃらにやることではありません。他人のためにやる「あてになる人間」という意味をそれにつけ加えました。

「不言実行」といっても、ものを言わないというのではありません。口だけで何も実行しないことがいけないということです。思うことを行為にあらわすことによって、はじめて人間の価値ができる、ということです。それを創立の精神としました。