スーパーグローバルハイスクール研究報告書
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−69−第3部SGH実施報告 (6)実践例   (あ)テーマ設定・情報収集作業   (い)情報を基にした議論   (う)論文計画書の作成   (え)担当教員との議論(注1)   (お)フィールドワーク①   (か)テーマや研究内容の修正   (き)情報収集と研究内容の深化(注1)   (く)論文作成・完成(注2)   (け)フィールドワーク②   (こ)論文修正と発表(注1)教員は答えを出すのではなく、研究の方向を指示したり、質問を投げかけたり、時には共に考えて意見を共有したりする。(注2)教員は、生徒たちが論文を作成にあたり、論文の書き方指導と論文への情報の引用の仕方やマナーの指導を行う。この活動を通して、情報収集能力や協働作業力、他者とのコミュニケーションの能力の向上へと繋がっている。 (7)研究テーマ一覧とフィールドワーク先 (8)フィールドワーク実践の反省フィールドワーク先を選定するには、生徒の研究内容に合う企業や官公庁を選ぶ必要があるため、研究テーマが決定しない限り、訪問先が決まらない。また、訪問希望先が出てきたとしても、その相手先の協力がなければ、フィールドワークの実践はできない。訪問先へのアポを取る際、特に二回目、三回目の訪問となると、先方も生徒の研究内容の知識を持った職員をその都度日程を調整してもらうことになり、非常に敷居が高くなる。訪問回数を3回から2回へ減らすことも考える必要があると感じた。そのために、最初の訪問時期を前倒しにして、1回目の訪問から2回目の訪問の期間をもう少し空けることで、訪問時の発表内容がより濃いものとなり、先方の負担も減りより受け入れてもらいやすくなる。研究領域班テーマ訪問先国際開発  国際ビジネス1東南アジアにおける電力問題中部電力株式会社2インドネシアで安全な水を飲むための浄水技術春日井浄水場3インドネシア・ベトナムにおける電力事情~停電を解決するために株式会社JERA4フェアトレードの制度の在り方フェアトレードショップ風’s正文館5フェアトレード認知度を高めるためにフェアトレードショップ風’s正文館

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