スーパーグローバルハイスクール研究報告書
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−24−第2部SGH研究開発実践の評価(データの収集と分析)   ③ 進学・特進コース     進学コース、特進コースでは、ともに2017年度より「グローバル課題研究」を開始した。この年の1年生より本校4コースすべてが「グローバル課題研究」を実施し、2019年度現在は在籍する全学年、全生徒が課題研究学習に取り組む状況となっている。進学・特進両コースのSGH教科科目は単位数と内容が同様であるので、まとめて分析する。全体の数値は2.5〜3.5におおむね収まり、主幹コースの国際コース、啓明コースより、数値が低くなっている。特に「国際意識」と「SGH教科の効果」の項目が3.0以下となっている。これは1年次の「グローバル課題研究」の単位数が1単位で、主幹コースより1単位少なく、SGHの活動を意識する機会が少ないことが考えられる。それでもその他の大半の領域について右肩上がりの傾向を示しているのは5年間のSGH事業の継続の成果といえよう。進学コース201720182019特進コース2017201820191積極性3.313.423.501積極性3.033.223.282協働作業⼒3.233.263.332協働作業⼒3.093.123.283創造⼒(問題解決能⼒)3.093.213.193創造⼒(問題解決能⼒)3.093.013.344批判的・論理的思考⼒3.343.363.444批判的・論理的思考⼒3.383.493.545判断⼒(情報活⽤能⼒)3.333.413.445判断⼒(情報活⽤能⼒)3.203.253.526コミュニケーション能⼒3.363.393.496コミュニケーション能⼒3.343.433.527国際意識2.462.552.577国際意識2.602.582.948SGH科⽬の効果2.953.082.858SGH科⽬の効果2.762.733.00

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