スーパーグローバルハイスクール研究報告書
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−21−第2部SGH研究開発実践の評価(データの収集と分析)Ⅰ 「グローバルコンピテンシー」の評価計画と分析1 分析指標 本校のSGH事業では、グローバル人材として活躍するために必要な6つの資質の育成を大きな柱としている。6つの資質とは「①難しい問題に臨む積極性」、「②協働作業を構築する力」、「③創造力(問題解決能力)」、「④論理的・批判的思考力」、「⑤判断力・決断力(情報活用能力)」、「⑥コミュニケーション能力」である。またグローバル意識の高まりをはかるため「国際意識」の項目と、SGH設定科目の効果を分析するための「SGH設定科目の効果」の項目を設けている。以上の資質と項目の状況を測るため本校では「グローバルコンピテンシー自己評価表(資料₁)」を用いてアンケート調査を行った。分析項目として、上記の6つの資質と「国際意識」、「SGH設定科目の効果」の₂つの項目を加えた合計8領域の各平均値の変化から、SGH事業の成果について分析する。第1章 実践の評価5 強くそう思う  4 そう思う  3 どちらとも言えない  2 あまりそう思わない 1 まったくそう思わない◎領域9については1(はい)か、2(いいえ)のいずれかを選んで○をつけてください。領域番号評価項目11やり始めたことは、つらくてもやめないで最後までやり通す。12ストレスを感じることがあってもポジティブに捉えて対応できる。13目標を設定し、物事に対して積極的に取り組むことができる。24目的に向かって周囲の人々を動かしていくことができる。25グループ行動の成果を考えて、仲間に助言や、時には注意ができる。26グループで仕事をするとき自分がどんな役割を果たすべきかを理解することができる。37課題探究学習の行動計画を立てることができる。38現状を分析し目的や課題を明らかにして提案できる。39新しい方法を考えたり、何かを作り出すことに興味がある。410書籍やインターネット/新聞等活用して情報を収集し整理することができる。411どうしてそうなるかという理由をよく考える。412ひとつの立場でなく様々な立場から考える。513自分で判断し、決断することができる。514自分の決断に対して反対意見が多ければ、迷わずその決断を取り下げる。515自分で判断して、物事を動かすことが好きである。616相手と話をし、意見を引き出して聴くことができる。617他人が理解しやすいように自分の考えを説明することができる。618相手の意見や立場を尊重し理解することができる。719外国の人々とコミュニケーションしたい、または世界の情勢に関心がある。720将来留学したい。721将来は国際的に活躍したい。822SGH設定科目の学習を通じて進路について、しっかりと考えるようになった。823SGH設定科目の学習を通じて学ぶ力が向上した。824SGH設定科目の学習を通じて職業についてよく考えるようになった。5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1グローバルコンピテンシー自己評価票 (課題探究型学習) ◎各項目の評価レベル1~5の該当するものに○をつけてください。評価レベル5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1   年  組  番 名前(                       )5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1※SGH設定科目=グローバル課題研究、クリティカルライティング、ロジカンルシンキング、イングリッシュプレゼンテーション5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1(資料1)

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