スーパーグローバルハイスクール研究報告書
19/168

−7−第1部SGH研究開発完了報告書   グローバル人材を育成するために、グローバル社会で必要とされる₆つの資質(グローバルコンピテンシー)を育てることにつなげることが本カリキュラムの目的である。そのために、₃年間の学びをAからEの5段階に分けて次第に学びを深化させてゆく流れを設定している。この詳細については、6の(2)「実績の説明」SGH教科(ア)で述べる。   また、「グローバル課題研究」の教科横断的学習活動として位置付けながら批判的思考力、コミュニケーション能力を高めることを狙い、英語科目「クリティカルライティング」「イングリッシュプレゼンテーション」、国語科目「ロジカルシンキング」を国際コースに新設した。この詳細については、6の(2)「実績の説明」SGH教科(イ)、(ウ)、(エ)で述べる。   目標(1)と目標(3)の評価、検証については、全校生徒が以下の「グローバルコンピテンシー自己評価」を年₃回(指定₄年目から₂回に変更)実施し、その数値結果を活用している。それぞれの成果については、8「5年間の研究開発を終えて」(3)生徒の変容で述べる。<参考資料>(備考)領域1: 困難な問題に対し、解決策発見に挑む積極性、領域2:集団共働作業力、領域3:問題解決能力、領域4:論理的・批判的思考力 領域5: 判断力、領域6:コミュニケーション能力、領域7:国際性、領域8:SGH科目の成果 5 強くそう思う  4 そう思う  3 どちらとも言えない  2 あまりそう思わない 1 まったくそう思わない◎領域9については1(はい)か、2(いいえ)のいずれかを選んで○をつけてください。目項価評号番域領11やり始めたことは、つらくてもやめないで最後までやり通す。12ストレスを感じることがあってもポジティブに捉えて対応できる。13目標を設定し、物事に対して積極的に取り組むことができる。24目的に向かって周囲の人々を動かしていくことができる。25グループ行動の成果を考えて、仲間に助言や、時には注意ができる。26グループで仕事をするとき自分がどんな役割を果たすべきかを理解することができる。37課題探究学習の行動計画を立てることができる。38現状を分析し目的や課題を明らかにして提案できる。39新しい方法を考えたり、何かを作り出すことに興味がある。410書籍やインターネット/新聞等活用して情報を収集し整理することができる。411どうしてそうなるかという理由をよく考える。412ひとつの立場でなく様々な立場から考える。513自分で判断し、決断することができる。514自分の決断に対して反対意見が多ければ、迷わずその決断を取り下げる。515自分で判断して、物事を動かすことが好きである。616相手と話をし、意見を引き出して聴くことができる。617他人が理解しやすいように自分の考えを説明することができる。618相手の意見や立場を尊重し理解することができる。719外国の人々とコミュニケーションしたい、または世界の情勢に関心がある。720将来留学したい。721将来は国際的に活躍したい。822SGH設定科目の学習を通じて進路について、しっかりと考えるようになった。823SGH設定科目の学習を通じて学ぶ力が向上した。824SGH設定科目の学習を通じて職業についてよく考えるようになった。5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1グローバルコンピテンシー自己評価票 (課題探究型学習) ◎各項目の評価レベル1~5の該当するものに○をつけてください。評価レベル5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1   年  組  番 名前(                       )5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1※SGH設定科目=グローバル課題研究、クリティカルライティング、ロジカンルシンキング、イングリッシュプレゼンテーション5 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 15 ・ 4 ・ 3 ・ 2 ・ 1備考)領域1:困難な問題に対し、解決策発見に挑む積極性、領域2:集団共働作業力、領域3:問題解決能力、領域4:論理的・批判的思考力   領域5:判断力、領域6:コミュニケーション能力、領域7:国際性、領域8:SGH科目の成果

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る