スーパーグローバルハイスクール研究報告書
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−110−第4部生徒による成果物2学期■ショートストーリを作ろう!!(単語を並べてストーリを作る。) 【 おにぎり 机 メガネ 木洩れ日 雲 思い出す 怒る 流れる 優しい 】 作品1久々に帰る実家に持っていくおにぎりを作りながら思い出す。昔よく怒られたこと、勉強して机で寝てしまったら、メガネを持ってやさしくおこしてくれたこと、さわやかな風で雲が流れて木洩れ日が部屋に差し込む。作品2僕は思い出す。あの雲ひとつなかった美しい日を僕は机の上に置いてあったおにぎりを誰かに食べられ怒っていると、メガネをかけた優しいY君がバナナをくれたので、木洩れ日を浴びながら涙を流した。  【感想】 ・みんなで話し合うといろいろな意見が飛びかって、自分の意見が深まり、良い意見が取り入れることができた。 ・たくさんのキーワードを上手くつなげるのはとても難しかったが、楽しかった。これで国語力、対話力を上げられるし、みんなと協力しあってできてよかった。このように文章を作る機会は少ないので貴重な体験だった。 ・グループワークを通してみると、私がショートストーリを作る時に、悲しい、やるせない話ばかり考えていると分かった。このような短文だからこそ、ドラマチックさをつめ込みたいと思っていた。この文章を上手く書けたので良かった。■表現力を養う(定義、例示、比喩) 「文房具」を定義してみよう。 ・勉強するときなどに多く使われるもの。工作するときにも使われ、物の形を変形させたり、変形させられるもの。 ・幼児から老人まで幅広く使われるもの。種類が豊富でデザインも様々な物がある。 「文房具」を「例示」を用いて説明してみよう。 ・例えばシャープペンシル、紙、定規、はさみ、のりなどがある。 ・文房具には、鉛筆や消しゴムなどの筆記用具からはさみやカッターなどのように物作りに活用できるものがある。 「ダイエット」を定義してみよう。 ・健康的にやせるために自らが行う運動や生活習慣改善のこと。 ・運動や食事制限を行い、体重や体型を自分の理想に近づける行動である。 「ダイエット」を「比喩」を用いて説明してみよう。 ・ダイエットは学校の定期テストのくり返しのようなものだ。テスト週間がすぎると勉強しなくなる。まるでリバウンドのようだ。常に地道に努力してこそ赤ペンにも体重計にも最高の点数が現れる日が来る。 ・ダイエットはマラソンのようなものだ。なぜなら、している時はきついが、完了した時は多くの満足感や達成感が得られるからだ。

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