2024中部大学学園パンフレット
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男女共同参画・女性活躍推進本学園ではESD活動に15年ほど前から積極的に取り組み、現在世界各国で広がりを見せているSDGsを重視した教育を推進しています。SDGsのゴールのひとつに「ジェンダー平等を実現しよう」という取り組みがあり、これまでも学園ビジョンに「女性活躍」や「女子学生の増加」を掲げ、学園内保育所の設置や女性教育職員のための研究活動復帰支援制度の構築など、女性も働きやすい環境整備を進め、女性管理職比率の向上に尽力してきました。また、女子学生の意見を反映した取り組みを積極的に行っています。2022年1月には「あいち女性輝きカンパニー」の認証を取得しました。これを契機に、学園で男女共同参画やダイバーシティ推進の動きが一層高まることを期待しています。次世代育成支援対策行動計画・女性活躍推進行動計画本学園では、改正次世代育成支援対策推進法および女性活躍推進法に基づき、2019年4月より、次世代育成支援対策行動計画・女性活躍推進行動計画を公表しています。教職員一人一人が主役となって、やりがいや働きがいをもてる環境を実現するため「ワーク・ライフ・バランス」の推進に積極的に取り組み、全ての教職員がその能力を十分に発揮できるようにするとともに、本学が保有する知的・物的資源を広く提供することにより、社会の発展に貢献します。現在は第7回の次世代育成支援対策行動計画および第3回の女性活躍推進行動計画を策定し、公開するとともに実現に向けた検討を進めています(計画期間はいずれも2022年4月1日から2025年3月31日までの3年間)。女性活躍推進室を設置本学園では、2022年4月に女性活躍推進室を設置しました。女子学生および女性教職員への支援策や、女性が安心して活躍できる環境づくりに関する企画・立案などを行っています。2023年度は、育児休業を取得しやすい環境の整備のためさまざまな取り組みを実施した結果、男性教職員の育児休業取得者が大幅に増加し、男女ともに働きやすい環境づくりが進んでいます。また、学生の意見を基に生理用品の無償設置を行うなど、女子学生の支援に向けた取り組みも行われています。加えて、優秀な女性研究者育成を目的として設立され、若手女性研究者および女子大学院生を表彰する「伊藤早苗賞」の表彰式の企画・運営も行っています。学園内保育所「学校法人中部大学保育園ちゅとらのおうち」2024年度伊藤早苗賞 表彰式の様子9 Chubu University Educational Corporation
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